個人・団体加盟のおねがい
私たちは、2015年7月に開催した「子どもの貧困の連鎖を絶つための講演とシンポジウム」を中心とした諸取り組みを通して、次のことを確認し合い、2016年9月24日、標記のネットワークを結成しました。
1.子どもの貧困問題とネットワーク結成の必要性
- 子どもの貧困は、単に経済的な貧困にとどまらず、関係の貧困・文化の貧困を生み、さらには発達を阻害し人格をゆがめ、生きる力を奪っていくこととなります。
- 子どもの貧困は、親や大人の貧困の反映そのものであり、その広がりそして世代を超えての連鎖は、かってないほどに深刻な事態となっています。
- その解決には、当事者や支援する現場が求めている施策が国・自治体によって実効性と機動性を持って進められるよう強く求めるとともに、住民相互が手を差し伸べあう地域の輪さらにはそのネットワークの構築が必要であると考えます。
2.ネットワークの活動
上記の点をふまえ、子どもの貧困問題に取り組むために、次のような活動を進めていきます。
- 行政などに対して、子どもの貧国対策推進法・同大綱、それに基づく自治体の計画を速やかに具体化・実施するとともに、当事者・家族、支援する現場が求めているものを施策に反映させ、実効性と機動性とを持って実施することを求めます。
- それぞれの団体・個人が既に取り組んでいる活動を基盤に、可能なところから「交流」「学習」「懇談」「調査」「広報」「相談」などを軸に活動することを通して、その輪をひろげネットワーク活動の拡充をはかります。
以上の趣旨をご理解頂き、本ネットワークへのご加盟をお願い申し上げます。
子どもの貧困問題大阪ネットワーク規約 PDFファイルをダウンロード